今回は、転職したいけど何から手を付けていいのかわからない、転職活動中だけど書類選考すらなかなか通過できず悩んでいる方に向けて、失敗・後悔しない為に必要な3つの考え方をご紹介します。
私は30代で初めて転職活動を行い、不況と言われた中でもなんとか希望の会社に内定を頂くことができました。
ですが初めの頃は私も、転職活動は何から手を付けていいのか分からない、応募しても書類選考すら通過しないといった状態で本当に転職が成功するのか・・・かなり悩んだ時期がありました。
1番やってはいけないのが、なかなか内定を貰えない状況で段々と自信を無くし、本当は希望しない職種などに手を出してしまうことです。
こうなってしまうと短期離職など負のスパイラルに陥ってしまうので、注意が必要です。
このようなことにならない為にも、私が実際に転職活動中に失敗・後悔しない為に意識して取り組んだ内容を中心にご紹介しますので、転職を考えている方や転職活動中の方にとって少しでも有益な情報を提供できればと考えています。
それでは早速、転職で失敗・後悔しない為に必要な3つの考え方をご紹介したいと思います。
転職で失敗・後悔しない為に必要な考え方
転職で失敗・後悔しない為に必要なことは、
今までの実績を振り返り、今後何をしていきたいか?、そしてどのような業種で働くのか?
この3点を意識して取り組んで頂ければ、的を絞り且つ効率的な転職活動ができ、必ず成果に繋がると考えています。
逆にこの3点をきちんと整理できずに転職活動を行うと、自分が何ができて今後何をしていきたいのか全く分からないので、自分は何ができるのか全くアピールできず、その結果書類選考すら通過しないといった状況に陥ってしまいます。
こうなってしまうと自信だけが削られてしまうので、メンタル的にかなりきついです。
こうならない為にも、①今までの実績の棚卸し ②今後自分は何をしていきたいのか? ③どの業界に的を絞るのか?をしっかり考えてから行動していきましょう。
今までの実績の棚卸し
今までの実績の棚卸しを行うことにより、自分が転職した際にどんなことができるのか?どんなことで貢献できるのか?など頭の整理ができ、企業側にアピールしやすくなります。
これが出来ていれば、職務経歴書を作成する時にも役立ち、書類選考の通過率も上がってくると思います。
方法は、今までの実績をノートに箇条書きで書き出していき、一つ一つの項目に対して、どのような課題があって、どんな工夫をして、どんな実績だったのか?ということを整理していけば自分がやってきた仕事に対して論理的に考えることができ、自分の強みの発見に繋がります。
また他業種に転職の場合は、今までの実績をそのままアピールしてしまうと、その実績がどのように活用できるのか上手く伝わらないこともあるので、その業種でどのように展開できるのかアピールしていくことも大切です。
これが出来ていれば、自ずと仕事で苦労したことや失敗したこと、工夫して取り組んだこと等面接時の対策につながりますので、ここはきちんと押さえておく必要があります。
今後自分は何をしていきたいか?
転職するにあたって、今後自分は何をしていきたいか?ということをきちんと考える事により、企業を決める際に大切にしたいことや譲れないことを明確化することができ、ブレない軸を持って転職活動を行うことができます。
これが仮にお金や休日日数・福利厚生を軸として考えてしまうと、仮に書類選考を通過しても面接の際に自分がやりたいことや貢献していきたいことが面接官に上手く伝わりません。
今後何をしていきたいのかを考えることにより、転職先の企業で自分が何をしていきたいのか?、どんな思いで転職活動を行っているのかをアピールすることができます。
お金などを中心に考えることは決して悪いことではないですが、企業側から見ると入社後どういった形で貢献してくれるのか?イメージできる人を採用したいと考えるのが妥当なので、転職するにあたって自分は何をしていきたいのか?考えることはとても大切なことです。
どの業界に的を絞って転職活動を行うか?
どの業界に的を絞るのか?
これを決めておかないと、自分の気になる求人にひたすら応募しまくり、対策も打てないまま時間を消費することになり、結果的に内定に繋がらないことが多いです。
業種を決めておかなければ、当然志望動機や職務経歴書などをその都度大きく変更していかなければならないですし、当然のごとく応募企業の研究が疎かになってしまいます。
自分の実績を棚卸しし、今後何をしていきたいのか?など、自己分析をきちんと行った上でどの業界に的を絞っていくのかを考えていくことで、余計な精神的負担を減らすことになり効率的に転職活動を進めていくことができます。
また未経験の業種に転職する場合は、資格などその業種特有のスキルが求められることが多いので、業種を選択する際はその点もきちんと確認しておく必要があります。
スキルがない場合は、資格やスキル取得のために新たに勉強することも選択肢のうちの一つですので、自分が希望する業種がどのような条件が求められるのか、情報収集することが大切になってきます。
まとめ
失敗・後悔しない転職を進めていく為には、実績の棚卸しなど自己分析に充分時間を使い、転職先の企業でどんなことができるのか?をしっかり考えていくことが大切です。
自己分析は時に辛い作業でもあり、自分の見たくない一面を見ることになるかもしれません。
この辛い作業に真剣に向き合うことによって、新たな発見や今後の自分の人生で大切にしていきたいことの発見に繋がります。
たとえ前の会社を辞めた理由がマイナスな理由であっても、きちんと自分と向き合うことによって必ずプラスの理由を見つけることができますし、自分の希望する会社に転職することができると思います。
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