【意外と簡単?】楽器が上手くなる人の3つの特徴

Golden trumpet on sheet music with scenic reflections and lens flare
吹奏楽
トランペット

練習してるけどなかなか思ったように吹けない・・・

たくさん時間をかけて練習しているけど上手くなった気がしない・・

そんな悩みを持っている方は少なくないと思います。

せっかく時間をかけて練習したのに、成果が出ないと楽器を演奏する意欲が薄れて、しまいには自信もだんだんなくなっていく・・なんて事もあるかもしれません。

そんな方は、もしかしたら練習のやり方や意識が間違った方向に向いているかもしれません。

楽器が上手くなるためには時間をかければ良いという訳ではなく、

自分の意識をどこに向けるか?

意識をどうやって使っていくのか?

といったことが重要になってきます。

今回は、楽器が上手くなる人の特徴を紹介し、上達に悩んでいる方に少しでも参考になればと思います。

上手くなる人の特徴とは?

ピアノ練習

自分を責めない

1つ目の特徴として、自分を責めない事です。

この考え方はとても重要で、多くの人は自分を責める習慣が付いているので、自分を責める事がいかに有害な事か説明したいと思います。

なぜそのような習慣が付くのかというと、学生の頃に

「〇〇ができていない」

「ここがダメ!」

「何回言えばわかるの?」

といった否定的な言葉を頻繁に耳にしてきたと思います。

普段からそういう言葉を聞いていると、自然と自分は半人前・未熟といった思考が植え付けられます。

こういった思考に陥ると、できないフレーズがあったり、失敗した時に
「自分はダメだ」「怒られる」
などといった事が頭をよぎり、練習に集中できないばかりか、気付かぬ内に自分で自分の心を傷つける事になります。

プロではないので、できないところや上手くいかない事があるのは当然です。

できない自分を責めるより、小さな事でも今日1日出来たことや成長した所に目を向ける習慣をつけるようにしてください。

小さな成長に目を向けるポイントは、

  1. 意識したこと
  2. 行動したこと
  3. 結果がでたこと

この3つを意識して1つでもできていることがあれば、自分を褒める習慣をつけていきましょう。

こういった小さな意識の積み重ねが、ある時おおきな自信へと繋がります。

そうすればきっと演奏面でも変化が出てくると思います。

目標としている奏者がいる

2つ目の特徴は、目標としている奏者がいるということです。

これはプロでも身近な先輩でもいいですが、目指す目標がないよりある人の方が、それに向かって自然と努力しますし、モチベーションの維持にも繋がります。

仮に目指す目標がない状態で練習した場合、どこを目指していいかわからないし、自分の現在地を客観的に見る事ができなくなり、練習がただの苦行になってしまいます。

目標があれば、どうやったらあの音が出るんだろう?その為に必要な事は何だろう?といったポジティブな思考になり、練習する事が楽しくなります。

楽しんで演奏している

まず3つ目の特徴は、楽しんで演奏または練習しているです。

楽しむって当たり前の事だろうと感じられる方もいらっしゃると思いますが、この気持ちがあるかないかでは、後の上達に大きく影響してきます。

楽しんで演奏ができれば、仮に出来ないフレーズがあったとしても、どの様に練習したら上手くいくのか?などいろいろな場面に対してポジティブになることができ、演奏する度に自分の成長を実感して、それが自信に繋がり、最終的には演奏技術も向上するといった良いサイクルになります。

逆に楽しくない、嫌々やっているといったネガティブな思考のままでいると、やらされ感が強く自分の課題に対しても、出来なかったらどうしよう?出来ない自分はダメだ!といった自分を追い込む思考になり当然練習の効率も下がります。

今楽器を演奏する事が楽しくないと思っている方は、なぜ楽しくないか?逆に楽しいと思える時ってどんな時だろう?楽しめない自分と楽しんでいる自分だったらどっちがいいのか?といったことを立ち止まって考えていくといいかもしれません。

そうすれば、気持ちの整理もできて、また前向きな気持ちで演奏ができると思います。

まとめ

ギター演奏

今回は楽器が上手くなる人の特徴として、3つご紹介しました。

  1. 自分を責めない
  2. 目標としてる奏者がいる
  3. 楽しんで演奏している

どれも当たり前の事かもしれませんが、当たり前の事こそ、いざ実践しようと思うとなかなかできていない事って結構ありますよね。

自分もそうですが、時々立ち止まる事があったとしても、しっかりと自分と向き合い、今回ご紹介した習慣ができていれば、きっとまた前に進めると思います。